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日本書記や万葉集をはじめとして、はるか古(いにしえ)より、<美(うま)し国>と礼賛されてきた三重県伊勢地方。

さまざまな海の幸・山の幸に恵まれ、またそれらの名品産物をもとに、伊勢ならではの、独自の味や食文化、
さらには伝統工芸の手わざなどが、数多く培われてきました。
そうした伊勢地方を中心とした “本物の文化・伝統” を、広く全国の皆さまに知って頂きたい、と考えたのが、
この「匠の一座」という取り組みの原点です。

あらゆるものが画一化され、大量生産と大量消費が重ねられていく現代──。
日々私たちの生活から失われているものも少なくありません。
しかし考えてみれば、私たち日本人の嗜好や美意識のおおもとを作り出してきたのは、何よりもその長い歴史と伝統。
そしてそこから生み出された “本物” の味や技術であるはずです。

(幸運なことに)、日本人の魂のふるさと といわれる伊勢地方には、今も、そうした伝統と技を受け継ぐ
「匠たち」が数多くいらっしゃいます。

「匠の一座」では、そうした “ほんもの” の味や技術を受け伝える人びとにお声がけをし、ご賛同を頂きながら、
これからも受け継いでいくべき、さまざまな銘品・産品をご紹介していきたいと考えております。
そこで、そうした方々への尊敬と誇りをあらわすために、自信をもって「匠の一座」と名付けた次第です。

この一座、今はまだ、始まったばかりですが、今後とも伊勢地方から、より多くの “ほんもの” を見いだし、
私たちの子どもや孫の世代へ向けて受け継ぎ、新たなる「美し国」を再創造すべく、
そのメンバーと産品を増やしていきたいと思っております。

皆さまのご理解とご賛同を頂戴できれば、幸いです。

「匠の一座」発起人代表(伊勢せきや・主人) 関谷充司